台風前に備えておきたいポイントは?高齢者の注意点も解説

生活

毎年7月から10月にかけて、日本には毎月3~4個ほどの台風が接近し、そのうち1つ前後が上陸するのが平均的な数値です。

正確な台風の進路予想は難しく、場合によっては想定以上の被害が出ることがあります。

そこで今回は、夏の時期に欠かせない台風対策について、簡単にまとめてみました。

おすすめの情報サイト

気象・災害ニュース一覧 https://www3.nhk.or.jp/news/saigai.html

気象庁 あなたの街の防災情報 https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=rain_level

NHK防災 持ち出し袋・避難について https://www.nhk.or.jp/bousai/articles/21126/

台風接近前にやっておきたい備え https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20230317_01.html

Yahoo!災害マップ ユーザーから投稿された災害の周辺状況・ハザードマップのレイヤー表示 https://weather-report.yahoo.co.jp/map/?lat=38&lon=138&z=4&popup=on&dosha=on&flood=on&hazard=on&evac=on&list_view=off&p_all=on&p_report_type=flood_disaster

台風接近前にやることリスト

リスト
  • 明日の買い物にプラスする
  • 家の外を片付ける
  • 停電に備える
  • 断水に備える
  • 避難に備える

前日の買い物でプラスしたいのは?

  • 体拭きシート
  • シャンプーシート
  • ウェットティッシュ
  • ポリ袋
  • 持てる範囲で飲み物
  • 常温で食べられるパンなど

シート類やポリ袋は、ドラッグストア・スーパーマーケットのほか、100円均一ショップにも取り扱いがあるワン!

家の外を片付ける

  • 強風で飛ばされる植木鉢を玄関などに入れる
  • 物干しざおを下におろしておく
  • エアコンの室外機カバーを取り外しておく

風を受けやすいカーポートの屋根が劣化していると、強風で飛ばされる恐れがあるワン!パネルがぐらぐらしていないかチェック!カーポートの屋根が飛ばされてしまうと、近隣の住戸に被害を与えてしまうかも…

停電に備える

  • モバイルバッテリーを充電しておく
  • 枕元に懐中電灯を置いておく
  • 身体を冷やすための保冷剤を凍らせておく
  • ペットボトルに水道水を入れて凍らせておく

ペットボトルに水道水を入れ凍らせると、首筋や脇に充てて涼をとれるワン!

すぐに溶けないようにするには、凍ったペットボトルをタオルで包み、その上からビニール袋をかぶせるのがおすすめ!

断水に備える

  • 風呂のお湯をためておく
  • 浸水などの被害が予想される場合は、ペットボトルに飲料用の水をためておく

お風呂の残り湯は、トイレのタンクに入れて流す水として利用できるワン!

ただし、浸水によって配水管が被害を受けた場合は、汚水が逆流する恐れも

避難に備える

  • 避難場所を確認する
  • 避難経路を見直す
  • 薬・お薬手帳などを入れた避難袋を作っておく
  • 平屋・がけの近くにお住まいの場合は、早めに避難する

台風が近づいたとしても、最寄りの避難所が開設されない場合があるワン!最新情報は、自治体のXや災害ポータルを見るのがおすすめ!

土砂災害危険区域などにお住まいの方や高齢者は、台風が近づく前に避難所が開設されたタイミングで移動をするワン!

また、避難経路は、最短距離より安全なルートが大切!がけや川の近くをとおるルートではなく、安全なルートを考えて!

高齢者の注意点

注意点
  • 情報収集を心がける
  • 荒れた天気のなかで無理に避難しない
  • 寝るときは2階・がけから遠い部屋
  • 強風・大雨の間は外に出ない

インターネットやスマートフォンを普段使わない方の場合、テレビやラジオでの情報収集が大切ワン!

早朝や夜間などを除き、NHKでは毎時0分にニュースを放送しています。

また、地域のラジオ局では、地元の避難情報や交通情報などが流れています。

スマートフォンを利用される方の場合は、自治体からの情報が連携されるX(旧ツイッター)やYahoo!ニュースアプリなどがおすすめ!

被災後の注意点

注意点
  • 片付けを開始する前に、自治体での罹災証明書取得や火災保険の申請のため、浸水の高さなど被災状況がわかる写真を撮影しておく
  • 台風後には猛暑になることが多いため、無理に片付けを進めない
  • ボランティアを希望する場合は、事前にボランティア保険に加入する(災害時はネットからの申し込みができる)

まとめ

台風の多いこの時期、高齢者にとって大切なのは、無理なく備えることです。

自治体などの支援を上手に活用しながら、熱中症に気をつけて無理なくお過ごしください。

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